1. 小さなお子様も安心

  2. 妊娠中のお母様へ

  3. 0歳から3歳のお子様を持つお母さまへ

  4. 3歳から6歳のお子様を持つお母さまへ

  5. 6歳~12歳のお子様を持つお母さまへ



  

①小さなお子様も安心

小児歯科は、何よりお子様の歯の治療の恐怖感を与えないことが重要だと考えています。子供の頃のトラウマで大人になった今でも歯科医院が苦手…というお声をよく伺います。その場合痛みが出るまで我慢してしまう方が多い為、重症化してしまうのです。そのため、当院では嫌がるお子様に無理に治療を行うことはありません。当院の歯科医師・歯科衛生士とともにコミュニケーションをとりながら安心した気持ちを持った上で治療を始めていきたいと思っています。お子様が安心感を得ることで嫌がることなく口の中を私たちにみせてくれます。治療に連れてくる保護者様も不安に感じる部分はあるでしょう。しかし当院では子育てを経験した女性スタッフも在籍していますのでご安心ください。

  

②妊娠中のお母様へ

お母さまの歯に問題がある場合、お腹の中にいる胎児に影響を及ぼすこともあります。もし、お母さまが虫歯の場合、お腹の中にいる赤ちゃんにも虫歯菌が移ってしまうのです。また、妊娠中のお母さまが歯周病になると早産や低体重児出産のリスクも高くなってしまいます。妊娠中は悪阻などの影響により、いつも以上に口の中の衛生状態が良くありません。そのため細菌が繁殖しやすくなるのです。また、ホルモンバランスの乱れにより歯肉が腫れてしまう「妊娠性歯肉炎」という症状も起こる事があります。こういった状況により虫歯や歯周病になるリスクも高くなるので妊娠中は特に口腔内のケアが必要になります。

生まれる前から虫歯予防を

赤ちゃんに歯が生えるのは生後6ヶ月頃からですが、歯の基盤となる歯の種が作られるのは赤ちゃんが生まれる前の、妊娠6週目ほどです。このときに乳歯も作られるのですが妊娠3ヶ月くらいは永久歯も形成されます。そのため妊娠中お母様の摂った栄養がお腹の赤ちゃんにも栄養として吸収されるので、バランスの良い食事を摂取すれば、お腹の子供の将来の歯は強くなり、虫歯にかかりにくくなるとも言えるでしょう。

  

③0歳から3歳の子供を持つお母さまへ

乳歯が生えてくる時期です。「どうせ生え変わるから…」と考えられている親御さんもいらっしゃいますが、永久歯は乳歯を吸収しながら成長するため、乳歯を大切にすることで次に生えてくる永久歯を丈夫にすることができます。しかし、乳歯が生えてきたばかりの頃は虫歯になる可能性があるので歯磨きの習慣をつけましょう。

虫歯予防:6カ月~1歳半

歯が見えてきたら、まずはガーゼで歯を優しく拭いてあげます。歯を拭くことで赤ちゃんが口の中を触られる行為に慣れてくれやすいです。

虫歯予防:1歳半~2歳

飲食をはじめる時期です。色んなものを外部から摂取するので虫歯のリスクも必然的に高くなっていきます。そのため出来るだけ甘いジュースや炭酸飲料は飲まないように習慣化していきましょう。また、虫歯菌は唾液でも感染します。そのため食器類の使いまわしや愛情表現などのキスも注意が必要です。

  

④3歳~6歳の子供を持つお母さまへ

すでに歯磨きの習慣がついている時期です。次の段階として専門医でのケアを行うようにしましょう。お子様の虫歯を守るために私たちが協力していきます。当院では2つの治療でお子様を虫歯の予防を行っています。また、小さい頃から検診などで歯科医院に慣れておくと、いざ虫歯が出来てしまったときもスムーズに治療に入れる子がほとんどです。

フッ素塗布

クリーニング後にフッ素でコーティングして虫歯になりにくいようにします。フッ素は虫歯菌が発生する酸に溶かされにくい丈夫な歯をつくります。種類や効果は当院にお問い合わせください。

シーラント

磨き残しをしてしまうことが多い奥歯の溝をプラスチックで埋める治療をシーラントといいます。溝を埋めることで食べ残しやカスが貯まりにくくなるので虫歯予防につながります。シーラントは3か月ほどでとれるので定期的に当院へお越しください。

  

⑤6歳~12歳の子供を持つお母さまへ

この時期は乳歯がすべて永久歯に生え変わります。永久歯も生えたての時は柔らかく、奥歯の溝はとても深い為、虫歯になりやすいです。永久歯は一生使っていく歯ですから、歯にとっては最も大切な時期です。またこの頃になると、仕上げ磨きなどを拒否したり、自分でやりたがるお年頃なので、お子様自身に3つのことに気を付けましょう。

1. 歯磨き

お子様ご自身で丁寧な歯磨きをする習慣を必ず身につけさせましょう。

2. 歯磨きのタイミング

食事をよく噛み、食後は必ず歯磨きを行う習慣を付けましょう

3. 定期的なフッ素塗布

定期的に来院し、フッ素塗布を行ってください。




他にも間食の時間にメリハリをつけ、だらだらと食べない、砂糖の入った飴や飲み物を少しずつ摂りながら長時間過ごさない、などがあります。

どうせ抜けてしまうから大丈夫だろうと乳歯を大切にしない保護者の方が多くいらっしゃいます。
しかし、乳歯を大切にすることは永久歯の健康にも影響しますし、歯の健康だけではなく歯並びにも関係します。
またお子様のうちから歯科医院に慣れ、検診を習慣化していくという事は虫歯や歯周病の予防・早期発見ができる為、将来に残る歯の本数が格段に増えます。
当院ではお子様の歯の成長に対するお手伝いをさせていただきます。普段のケアで不明な事、心配な事もいつでもお気軽にご相談ください。

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