こんにちは、新越谷駅そうごう歯科です!

歯並びが悪い、あるいは噛み合わせが悪いことは、将来的に歯を失う原因になります。以前は、矯正治療は子供のうちに行うのが一般的でしたが、近年、大人になってから矯正治療を行う方が増えています。大人になってからでも、矯正治療は間に合います。

大人が矯正治療を行う上でネックになるのが見た目ですが、マウスピース矯正であれば周囲の方に気づかれることがほとんどありません。今回は、見た目の面以外でも大人の矯正にマウスピース矯正が選ばれている理由について解説します。

大人の矯正は、何歳からでも行えます

大人の矯正治療は、永久歯が全て生え揃った後なら、いつからでも行うことができます。歯並びが悪いせいで「大きく口を開けて笑えない」「自分に自信がない」「歯磨きがしづらい」「虫歯ができやすい」など、悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。その悩みは、矯正治療を行うことで、解決できるかもしれません。

ただし、矯正治療を行う上で、「歯周病に罹ってないか?」ということがとても重要です。軽度の歯周病の場合は、歯周病の治療と矯正治療を並行して行うことが可能です。しかし、重度の歯周病の場合は、歯周病の治療を優先的に行い、歯茎の状態が改善してから矯正治療を行います。歯周病の治療を行っても歯茎の状態が改善しない場合は、矯正治療を行えない可能性もあります。また、大きな虫歯がある場合も、虫歯治療を優先的に行います。いずれにしても、矯正治療を開始する前に、別の治療を行うので、治療期間は長くなります。まずは、歯科医院で相談してみましょう。歯科医師がお口の中の状態を見て治療の進め方を提案し、納得してから治療を開始するという流れになります。

大人の歯科矯正で改善できることは?

1 容姿に自信が持てる
「人は見た目ではない」と言いますが、実際は、大人になると就職活動・商談・接客など、第一印象の良さを求められることが多いです。歯科矯正で綺麗な歯並びを手に入れることで、大きく口を開けて笑うことができるようになったり、清潔感がアップしたりします。そして、自分に自信が持てるようになって、性格も積極的になり、自分の人生に多くのメリットを引き寄せることができるでしょう。

2 お口の中が健康になる
綺麗な歯並びを手に入れることは、お口の健康にも繋がります。歯並びが悪いと、歯ブラシが届かない箇所が多く、どれだけ磨いても汚れが残ってしまいます。そのため、虫歯や歯周病にかかるリスクが高まってしまいます。歯並びが整っていれば、歯磨きで簡単に汚れをとることができます。

3 発音が改善できる
歯の噛み合わせが悪かったり、歯と歯の間に隙間があったりすると、息が漏れてしまって発音や滑舌が悪くなる場合があります。矯正治療で歯並びを改善すれば、発音や滑舌も改善される場合があります。発音には舌の動きも関係しているため、矯正治療後に舌のトレーニングを行うのも効果的です。

4 しっかり噛める
噛み合わせが悪いと、しっかり食べ物を噛むことが出来ません。その結果、消化不良を起こし、それが、肌荒れや便秘を引き起こす場合もあります。歯科矯正で噛み合わせを改善すると、食べ物をしっかりと噛めるようになります。

5 口呼吸が改善できる
口呼吸の原因の1つとして、歯列不正が挙げられます。口呼吸をしていると口の中が乾燥しやすく、ひいては虫歯や口臭の原因にもなります。細菌やウイルスに感染しやすいというリスクもあります。歯科矯正で歯並びや噛み合わせを改善すれば、口呼吸も改善できて、健康面でも良い影響があるでしょう。

大人にマウスピース矯正が選ばれる理由

マウスピース矯正は、薄くて透明なマウスピースを使用するので、目立たずに矯正治療を行うことができます。そのため、大人の方でも受けやすい矯正治療です。

1 周囲に気づかれない
マウスピース矯正で使用するマウスピースは、厚み0.5mmと非常に薄くて透明なので、目立ちにくいです。そのため、歯科矯正を行なっていることを、周囲の人に気づかれにくいです。

2 通院頻度が少なくてすむ
ワイヤー矯正は歯科医師がワイヤーを調整するため月1回の通院が必要です。しかし、マウスピース矯正は自分でマウスピースを交換するため、2ヶ月~3ヶ月に1回の通院で良いケースもあります。

3 痛みが少ない
ワイヤー矯正は、歯を一気に動かすので、痛みやダメージを伴います。しかし、マウスピース矯正は歯を少しずつ動かすので、痛みが少ないです。1つのマウスピースでの歯の移動距離は、およそ0.25mmで、歯と骨の間にある隙間と同じ距離にあたります。また、装置が当たる痛みがなく、傷や口内炎もほぼできません。

4 歯が磨きやすい
ワイヤー矯正は取り外しできませんが、マウスピース矯正は自分で簡単に着脱が可能です。歯磨きや食事の時は取り外して、普段通りに歯磨きをすることができます。そのため、お口の中を衛生的に保てます。

5 抜歯をする可能性が低い
ワイヤー矯正は奥歯に装置を固定するため、奥歯自体を後ろに動かすことができません。スペースがない場合は抜歯を行います。しかし、マウスピース矯正は奥歯を後ろに移動できるので、スペースを確保することができます。そのため、大人でも抜歯をしない矯正が可能です。永久歯は抜いたら二度と生えてこないので、一本でも多く残しておきたいですよね。(症例によります)

マウスピース矯正で治療できる歯並びとは?

重度の場合は、ワイヤー矯正や外科手術が必要なこともあります。まずは、歯科医師に相談しましょう。
1 叢生
歯がデコボコに並んでいる状態を指します。歯と顎の大きさのバランスが悪い場合に起こります。

2 上顎前突
歯を噛み合わせた時に、上顎や上の前歯が前に出ている状態を指します。出っ歯とも言われます。

3 下顎前突
歯を噛み合わせた時に、下の前歯が前に出ている状態を指します。受け口とも言われます。

4 開咬
歯を噛み合わせた時に、前歯が噛み合わず隙間ができてしまう状態を指します。

5 正中離解 
永久歯が生え揃っても、歯と歯の間に隙間がある状態を指します。すきっ歯とも言われます。

まとめ

日本医師会は、80歳になっても自分の歯を20本以上残すことを目標にした「8020運動」を推進しています。しかし、受け口や開口で、これを達成している人はほとんどいません。つまり、受け口や開口をそのままにしておくと、将来、自分の歯を失うリスクが高いと言えるでしょう。目立つということで矯正をためらっている方は、マウスピース矯正を検討してみてはいかがでしょうか。

当院では、マウスピース矯正を行っております。また、マウスピース以外の矯正ついても経験豊富な歯科医師が、患者様に最適なご提案をさせていただきます。お口の中や歯についてお困りごとがある方は、ぜひ当院へご相談ください。

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