こんにちは、新越谷駅そうごう歯科です!

昨今人気のインプラント治療ですが、子どもが歯を欠損した場合も利用可能なのでしょうか。今回は、インプラントは何歳からできるのか、また適正年齢はあるのかなどを解説します。

インプラントは何歳からできる?

何歳というよりも、顎の成長が終わっているかどうかが重要です。インプラントを埋入した後に顎が成長すると、天然の歯とインプラントの人工歯の間にズレが生じてしまいます。

一般的に12歳前後で永久歯が生え揃うといわれていますが、その後も10代のうちは顎は成長し続けていることも多いです。20代になれば、ほとんどの人が顎の成長が止まっているので、成長の懸念なくインプラントを入れることができます。そういう意味では、インプラント治療を開始できる年齢は20歳以上といえるでしょう。最終的には歯科医師の判断に従ってください。インプラントの人工歯は天然歯よりもメンテナンスが大切なので、欠かさずに行いましょう。

インプラントは何歳までできる?

インプラント治療に「何歳まで」という年齢制限はありません。しかし、インプラント治療は、歯茎を切開して顎の骨に穴を開ける外科手術を行うので、身体に負担がかかります。すでに高齢で体力が衰えている場合や全身疾患の持病がある場合は、インプラントはおすすめできません。入れ歯やブリッジを検討したほうがよいでしょう。

また、インプラントは埋入したら完了ではなく、継続してメンテナンスが必要です。定期的な通院や毎日のセルフケアが数年以内に困難になってしまうことが予想される場合は、入れ歯やブリッジを検討したほうがよいでしょう。70歳以上の方がインプラントを希望された場合は、全身の健康状態を診断してから歯科医師が可能かを決定します。

若い人がインプラント治療をしなければいけないのはどんなケース?

神経が壊死するほど虫歯が進行しているケース

若い人であっても、虫歯を放置していると、歯の神経が虫歯菌に破壊されてしまいます。さらに放置すると、虫歯の悪影響が歯の周辺の組織にまで広がってしまいます。また、歯の根の先に膿が溜まって炎症を起こし、顎の骨が少しずつ溶けていきます。その段階で治療を始めて改善しない場合は、周辺へのさらなる感染を防ぐために、抜歯をします。その後、抜歯をした箇所にインプラント治療が必要になるケースがあります。

重度の歯周病のケース

若い人であっても、歯磨きを怠けていると、重度の歯周病にかかって歯を失うリスクがあります。しっかりブラッシングをしないと歯垢が蓄積していき、歯垢の中の歯周病菌によって歯茎に炎症が起き、歯周病に罹ってしまいます。歯周病が悪化すると、歯を支えている顎の骨が少しずつ溶けていき、歯がグラグラして最終的に抜けてしまいます。また、悪化した歯周病を放置していると顎の骨の破壊が進んでしまうため、予防として抜歯を行います。その後、抜歯をした箇所にインプラント治療が必要になるケースがあります。

事故による怪我で歯を失ったケース

若い人が歯を失う原因の多くは、交通事故やスポーツ中のアクシデントで大きな衝撃をうけて、歯が割れたり折れたりしてしまうことです。歯根まで破損した歯は治癒しないので、抜歯をする可能性が大きいです。

ちなみに、外傷で歯を失った場合と虫歯や歯周病で歯を失った場合を比較すると、外傷で歯を失った場合の方がインプラントの成功率が高いといわれています。これは、顎の骨が歯周病菌で溶けたりしておらず、骨の状態が良いためです。

若い人がインプラント治療をするメリットは?

健康な歯への負担が少ない

20代でインプラント治療を受けることの最も大きなメリットは、健康な歯への負担が少ないことです。人生100年時代、長い目で入れ歯やブリッジと比べた場合、隣接する歯を削らないインプラントの方が、健康な歯を長く多く残せると考えます。

インプラントの成功率が高い

インプラントを埋入するためには、顎の骨の厚みや骨密度が一定の数値以上あることが必要です。中高年になると、顎の骨が薄くなったり、骨密度が低下したりしている人も多いです。厚みや骨密度が基準値以下の場合、インプラントの外科手術の前に骨造成の手術が必要になります。20代だと顎の骨が健康で厚みや骨密度が基準値以上のケースが多く、スムーズにインプラント手術が行えます。

また、20代は中高年よりも、体力と免疫力が豊富です。そのため感染症にかかりにくく、術後の傷の治癒も早いです。さらに、20代はインプラント手術にリスクが伴う糖尿病や高血圧などの疾患がないことがほとんどです。

見た目の違和感が少ない

インプラントは、入れ歯やブリッジと比べて、自然で美しい見た目に仕上げることができます。保険適用の入れ歯やブリッジを入れた場合、銀歯や金具が見えてしまう、人工歯が経年劣化で黄ばんでくるなど、周囲の人に人工歯だと気づかれやすい仕上がりのことが多いです。若い人の方が容姿について気になることも多いので、審美性に優れたインプラント治療を受ける方が満足度が高いといえるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。インプラント治療を始めるには、顎の成長が止まっている必要があります。若い時にインプラント治療をすると、健康な歯への負担が少なく、成功率が高いです。ただし、治療費が保険適用外なので高額になり、治療が長期にわたるなどデメリットもあります。治療を開始する前に歯科医師と相談して、しっかり検討しましょう。当院でもインプラント治療を行なっております。ご興味がある方は是非一度お問い合わせください。

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