こんにちは、新越谷駅そうごう歯科です!
マウスピース矯正を成功させるには、チューイーを習慣として使うことが大切なポイントです。ところが、「正しい使い方は?」「使用時間の目安は?」「チューイーが痛くて噛めない場合は?」「チューイーの交換時期は?」など色々と疑問点が多く、使い方に個人差が出ているのが現状です。
今回は正しいチューイーの使い方について、Q&A形式で解説していきます。
チューイーってどんなもの?
マウスピース矯正に用いられるチューイーは、シリコン製でロール状のチューブです。マウスピースを指で装着後、噛みしめて使います。チューイーは噛むと弾力があり、噛みしめた力でマウスピースと歯をピッタリと密着させる効果があります。
最近はカラフルな色のものやフレーバー付きのものがネットショップで売られています。色やフレーバーなど自分好みのものを使うことで、チューイーの使用を面倒に感じる気持ちを和らげることができます。
マウスピース矯正は、マウスピースと歯をピッタリと密着させることが成功のカギになります。マウスピースが歯列から浮いてしまうと、マウスピースが歯を掴めず弱い力しか加えられません。マウスピース矯正の効果を最大限発揮させるために、チューイーがあるのです。少し面倒に感じるかもしれませんが、マウスピースを装着した後は、必ずチューイーを使用するようにしましょう。
チューイーについてのQ&A
Qチューイーの正しい使い方は?
A指でマウスピースを装着した後に、しっかり噛むだけです。
指でマウスピースを装着したら、最初はチューイーを前歯で噛んで、マウスピースの前方をしっかりとはめます。チューイーを噛み切るつもりで、思い切り噛みしめましょう。次に、前歯と隣接する歯で噛んでマウスピースの中央をしっかりとはめます。最後は奥歯で噛んで、マウスピース全体を歯列にピッタリと密着させます。
新しいマウスピースに交換したての時は、歯並びと新しいマウスピースの形状にギャップがあって浮きやすいので、特にチューイーの使用を忘れないようにしましょう。
チューイーを習慣にすることで、計画通りに歯を動かすことができます。チューイーの使用を怠けてしまうと、マウスピースがはまらなったり、はめると痛みを感じたりするリスクが生じます。マウスピースがはまらなくなってしまうと、矯正治療の期間が延びる可能性があります。
Qチューイーの使用時間の目安は?
Aチューイーは、マウスピースを装着した後に2~3分使用します。
ただし、新しいマウスピースに交換してから2〜3日は特に浮きやすいため、寝る前に20分~30分程度噛みましょう。ストレスを感じるのは良くないので、テレビを観たり音楽を聴いたりしながら噛むのがおすすめです。数日経ってマウスピースに違和感がなくなったら、2〜3分程度で十分です。
Qチューイーが痛くて噛めない場合は?
A「マウスピースの装着時間(20時間以上)が短い」「チューイーの使い方を間違えている」などの原因が考えられます。マウスピースと歯列にズレが生じている可能性があるので、歯科医院に連絡して、ひとつ前のマウスピースを使用するか次のマウスピースで様子を見るか、相談しましょう。このようなケースがあるので、使用が終わったマウスピースはすぐに捨てず、さらに次のマウスピースを使う時まで保管しておきましょう。
Qチューイーの交換時期は?
Aチューイーは使い捨てではなく、何度も使用できます。噛んでも弾力をあまり感じなくなったり、チューイーが破れてしまったら、交換のタイミングです。使用後は毎回水で洗って、風通しの良い場所でしっかり乾燥させましょう。お口に入れるものなので、いつでも清潔に保っておくことが大切です。チューイーはネットショップでも購入できるので、交換できるようにストックしておくことをおすすめします。
Qチューイーを紛失しまった時の代替品は?
Aチューイーを紛失してしまったり、ストックし忘れてしまった場合は、以下の物で代用することが可能です。ただし、あくまでも緊急時の代用品なので、できるだけ早くチューイーを用意してください。
タオル
しっかりと厚みがあるタオルを使うことがポイントです。薄いタオルしかない場合は、折り重ねて厚くして噛みましょう。大きなタオルだと奥歯で噛みにくいので、ハンドタオルなど小さいタオルがおすすめです。
ティッシュペーパー
タオルよりもずっと薄いため、何枚か折り重ねた方が効果的です。ティッシュペーパーは手に入りやすいので、チューイーを忘れて外出してしまった時におすすめです。紙独特の風味があるので、苦手な方もいらっしゃるかもしれません。
キッチンペーパー
ティッシュペーパーとほとんど同じ使用感ですが、キッチンペーパーの方がわずかに厚いので、ティシュペーパーより噛みやすいです。同じく紙独特の風味があるので、苦手な方もいらっしゃるかもしれません。
割り箸
硬さや厚み、咬みごたえがあるので、しっかり装着できます。しかし硬すぎるので、マウスピースが傷つく可能性があります。
赤ちゃん用の歯がため
歯がためのおもちゃは、そもそも噛む用途で作られており、シリコン製のものが多いので、噛みごたえはチューイーに似ています。ただし赤ちゃん用なので、大人の奥歯では噛みにくい形状のものもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、マウスピース矯正におけるチューイーの使い方をQ&A形式で解説しました。チューイーはマウスピース矯正を成功させるために欠かせないアイテムです。チューイーを習慣化できるかどうかで、仕上がりがかなり違います。また、正しい使い方をすることも大切です。当院でもマウスピース矯正を行っています。興味のある方は是非一度ご相談ください。