こんにちは、新越谷駅そうごう歯科です!

マウスピース矯正を検討している方で、「仕事が忙しくて頻繁に歯医者さんに行けなさそう」「治療期間が長すぎたら困るなぁ」など、通院回数と治療期間を気にしている方は多いのではないでしょうか。

今回は、マウスピース矯正はどれくらいの期間がかかるものなのか、何回くらい歯科医院へ通えば良いのかについて、詳しく説明していきます。

マウスピース矯正の治療期間

全体矯正と部分矯正で変わる治療期間

マウスピース矯正治療の場合、お口の中の歯を全体的に動かす全体矯正と一部だけ動かす部分矯正で、治療期間が異なります。なぜなら、全体矯正と部分矯正では、使用するマウスピースの枚数が違うからです。マウスピースの使用枚数は、全体矯正はおよそ30~90枚、部分矯正はおよそ14〜20枚です。マウスピースを交換するタイミングに関しては、およそ一週間〜二週間と同様です。

しかし「気になるところだけ部分矯正すればいいんですね」というわけではありません。部分矯正で治療ができる症例は、残念ながら限られています。軽度の出っ歯・軽度の叢生・軽度の空隙・軽度の歯のねじれ以外は、おおむね全体矯正をする必要があります。例えば、「前歯だけ治したい」という希望がある場合は、まずは歯科医師に相談してみましょう。実際にお口の中の状態を確認して、歯科医師が判断します。

治療期間中の通院回数

治療を開始してからまもなく、初期段階は1ヶ月ごとに通院が必要です。しかし、その後は2〜3ヶ月に1度の通院になるのが一般的です。また、矯正治療が終わり保定期間に入っても、2〜6ヶ月に1度は通院して状態を確認する必要があります。

1日に必要なマウスピース装着時間

マウスピース矯正をする場合は、全体矯正・部分矯正ともに1日20時間〜22時間以上、装置を装着することが必要です。それを前提として治療計画が立てられています。装着時間を守らなかった場合は、計画通りに歯が動きません。そのために、新しいマウスピースが歯に上手くはまらなかったり、痛みが出たりすることがあります。場合によってはマウスピースを作り直すこともあります。そのような状況の場合、治療期間が延びたり、通院回数が増えたりすることも考えられます。

マウスピース矯正の治療期間が延長になるケース

具体的に、治療期間が延びたり、通院回数が増えたりするケースを確認していきましょう。
・マウスピースを何日も着けなかったので、歯が戻ってしまった。
・虫歯になって、矯正を中断して虫歯の治療を行った
・歯周病になって、矯正を中断して歯周病の治療を行った
・歯の詰め物が取れて、矯正を中断して治療を行った

治療計画通に歯を動かすためには、装着時間を守ってお口の中のケアをしっかりと行うことが大切です。

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の治療期間の比較

全体矯正を行う場合

ワイヤー矯正の治療期間はおよそ1年半〜3年、1日の装着時間は24時間、通院回数はおよそ30回です。マウスピース矯正の治療期間は、およそ2年〜2年半、1日の装着時間は20時間〜22時間、通院回数はおよそ20回です。

ワイヤー矯正は、ほとんどの症例に対応できる矯正方法です。しかし、歯科医師が歯の動き具合を見て治療終了のタイミングを決定するので、治療期間に幅があります。対してマウスピース矯正は、限られた症例にしか対応できない矯正方法です。しかし、治療期間は2年〜2年半の間に収まることがほとんどです。

また、ワイヤー矯正の場合は、1ヶ月に1回の通院が必要です。さらに、いつ矯正治療が終了するのか、矯正開始時にははっきりしません。対してマウスピース矯正は、通常2〜3ヶ月に1度の通院しか必要ないので、治療期間が長くなるほどワイヤー矯正と通院回数の差が広がります。さらに、マウスピース矯正は、治療開始時に『最低何回通院が必要か』、『最後のマウスピースの装着が完了になるのはいつか』がはっきりわかります。

部分矯正を行う場合

ワイヤー矯正の治療期間は、およそ6ヶ月〜1年、1日の装着時間は24時間、通院回数はおよそ7回〜13回です。マウスピース矯正の治療期間は、およそ1年未満、1日の装着時間は20時間〜22時間、通院回数はおよそ5回〜8回です。

部分矯正に関しては、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の治療期間に大きな差はありません。しかし、通院回数は異なります。ワイヤー矯正は歯科医師が矯正器具を調整するので、1ヶ月に1度は通院が必要です。対してマウスピース矯正は、トラブルがない場合は、2〜3ヶ月に1度の通院しか必要がありません。

全体矯正と部分矯正のどちらに関しても、ワイヤー矯正は治療開始時に完了のタイミングがわからず、マウスピース矯正は明確にわかります。治療期間の終わりが見えている方が、矯正治療へのモチベーションを保ちやすいのではないでしょうか。また、治療期間が長いほど通院回数に差が出るので、仕事や学校であまり通院する時間を作れない方は、マウスピース矯正の方がおすすめです。

まとめ

マウスピース矯正の場合、全体矯正の治療期間は2年〜2年半、部分矯正の治療期間は1年未満です。通院頻度は、初期は1ヶ月に1度、その後は2〜3ヶ月に1度が一般的です。全体矯正では、ワイヤー矯正よりもおよそ10回ほどの通院回数が少ないです。

マウスピース矯正であれば、全体矯正の場合でも、通院が2〜3ヶ月に1度と少なくてすみます。さらに、装着時間などをきちんと守っていれば、最初の計画通りに矯正治療が完了します。マウスピース矯正は、通院や診察にあまり時間がかけられない方におすすめの矯正方法と言えるでしょう。仕事・学校・育児などが忙しくて矯正を迷っている方は、ぜひマウスピース矯正治療をご検討ください。

当院でも、マウスピース矯正を行っております。また、マウスピース以外の矯正ついても経験豊富な歯科医師が、患者様に最適なご提案をさせていただきます。お口の中や歯についてお困りごとがある方は、ぜひ当院へご相談ください。

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