こんにちは、新越谷駅そうごう歯科です!

インプラントは、天然の歯と同じようにしっかりと噛めて見た目も美しいため、非常に人気がある治療法です。機能性と審美性に魅力を感じて、治療を検討している方も多いのではないでしょうか。インプラントは、基本的には保険適応外のため、治療費は高額になることが多いです。高い費用をかけるのですから、しっかりと治療してインプラントの寿命を出来るだけ長くしたいですよね。そのためにも、インプラント治療を開始する前に、口内環境をきちんと整えておく必要があります。今回は、インプラント治療の前に治しておくべき口内の病気について、詳しく解説していきます。

インプラント治療の前の事前検査とは?

インプラント治療の前には、複数の事前検査を受けることが必要です。検査項目は歯科医院によって異なりますが、主な検査項目は以下の5つです。
・血液検査
・CT検査
・レントゲン検査
・アレルギー検査
・口腔検査

この5つ以外にも、尿検査や心電図なども、必要であれば行います。このような事前検査が必要な理由は、インプラント治療は必ず外科手術を行うからです。歯茎を切開し、顎の骨にインプラントを埋入します。そのためには、口内の状態だけでなく、全身の状態を検査し、手術が可能かどうか判断します。安全に手術を行うためには、検査をしっかりと行うことがとても大事です。

インプラント治療の前に治しておくべき口内の病気

口内の状態によっては、インプラント治療に良くない影響を及ぼします。そのため、インプラント治療を開始する前に、しっかりと治療をしておくことが必要です。

虫歯

重度の虫歯は、歯茎の炎症の原因になります。インプラント治療は、歯茎を切って顎の骨にインプラントを埋入させるため、歯茎が腫れている状態では手術できません。虫歯ができている箇所がインプラントを埋入する場所と離れていても、虫歯菌を持っているという事実は変わりません。そのため、インプラント治療の前に、必ず虫歯の治療を完了させておくことが必要です。

歯周病

インプラント治療をする上で、最も警戒すべき口内の病気です。歯周病は、虫歯と同様に歯茎の炎症の原因になります。さらに、歯周病菌は歯と歯茎の隙間から歯茎の内部へ入り込み、最終的には歯を支える骨まで溶かしてしまいます。歯周病に罹ったままインプラント治療を行うと、最悪の場合インプラントを埋入した骨が歯周病菌によって溶かされてしまい、インプラントが抜け落ちてしまうことも想定できます。

また、天然の歯と同様に、インプラント自体に歯周病のような炎症が起きる「インプラント周囲炎」という病気があります。この炎症にも歯周病菌が大きく関わっているため、歯周病を治療せずインプラントの手術を行うと、インプラントの寿命を縮めることになります。また、インプラント周囲炎を予防するためにも、インプラント治療後も定期的なメンテナンスのために、歯科医院へ通うことが必要です。

かみ合わせ

実は、インプラントの寿命と噛み合わせは、とても密接な関係があります。意外に思われる方も多いですが、インプラントの治療前には、かみ合わせをある程度治療しておくことをおすすめします。かみ合わせが極端に悪い場合、噛みしめや歯ぎしりなどの問題を抱えていることも多いです。噛みしめや歯ぎしりは歯に大きな力が加わり、歯や顎に負担をかけます。インプラントにも同様の負担がかかると、インプラントの寿命を縮めることになります。

顎関節症

インプラントは顎の骨に埋入するので、顎自体の状態が良いことも治療をする上でとても大切です。また、インプラント治療を行うことにより、顎関節症が悪化してしまう可能性もあります。顎の骨や関節などに支障があれば、まずはその状態を整えることが先決です。また、顎関節症の治療歴がある方は、インプラント治療によって再発する可能性があるので、治療前に歯科医師に申告しておきましょう。

インプラント治療の前にしておいた方が良いこと

《飲酒、喫煙を控える》
禁煙をしないとインプラント治療を行わない歯科医院があるくらい、喫煙はインプラントに良くない影響を与えます。インプラントを検討しているのであれば、禁煙をお勧めします。自分だけで禁煙するのが難しい場合は、禁煙外来を受診しましょう。飲酒はやめる必要はありませんが、治療の前や治療中も普段通り飲酒していると、顎の骨と埋入したインプラントが結合しづらい可能性があります。インプラント治療が失敗してしまうリスクを高めないためにも、インプラント治療期間の飲酒は控えましょう。

体調を整える

口内だけでなく、身体全身の体調をしっかりと管理しましょう。風邪をひいて発熱してしまったら、インプラントの手術は延期になってしまいます。発熱しなくても体調不良は術後に影響がでてしまう可能性もあります。また、既往症がある方は、必ずカウンセリングの段階で歯科医師に申告しましょう。内容によっては、かかりつけ医と歯科医師が連携をとる必要があります。

治療内容や方針を理解する

インプラントは外科手術が必須の治療方法です。手術を行うということは、体に負担がかかります。自身の口内や全身の状態をしっかりと把握したうえで、歯科医師の治療方針の説明をしっかり聞いて、疑問があれば治療前に確認して必ず解消しておきましょう。また、金銭面でも高額な治療なので、不安になったり、トラブルにならないように、なにかあれば必ず質問して事前の認識のすり合わせておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。せっかくインプラント治療をするのであれば、後悔なく、なるべく長持ちさせたいですよね。そのためにも、治療前に口内や全身の体調をしっかりと整えることが大切です。インプラントは、希望すればすぐに治療を開始できるわけではなく、事前に検査をするなど、時間がかかる治療だということを心に留めておいてください。

当院では、インプラント治療を行っております。また、インプラント以外の施術についても経験豊富な歯科医師が、患者様に最適なご提案をさせていただきます。お口の中や歯についてお困りごとがある方は、ぜひ当院へご相談ください。

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